- 概要 -
昼食とは、朝食と夕食の間、主に正午ごろにとる食事のことである。ランチとは、昼食と同じ意味で用いられる。
- 詳しい解説 -
昼食とは、朝食と夕食の間、主に正午ごろにとる食事のことである。日本は、鎌倉時代、室町時代のころまで、朝食と夕食だけの１日２食の生活を送っていたとされている。労働を行う人々の間で昼食をとるようになり、次第にそれが広まっていった。現代社会においては、夜暗くなっても、電気により生活が容易になり、夕飯が遅くなっている傾向があるため、昼食の位置付けは重要であり、１日３食というのが一般的になっている。そのため、会社や学校などでも、昼食をとるための時間が設けられている。
ランチとは、昼食と同じ意味で用いられる。 もとは「luncheon（ランチョン）」という語であるが、略して、「lunch（ランチ）」と呼ばれる。「luncheon（ランチョン）」という語を単体では聞いたことがなくても、「luncheon mat（ランチョンマット）」という表現は馴染みがあるかもしれない。日本では、「ランチを食べる」などと用いられることが多いが、実は「lunch」は動詞としても用いることができ、「lunch」といういう語だけで「昼食を食べる」という意味がある。