省と府の違い

省と府の違い

省と府の違い

- 概要 -

省とは、内閣の下に設けられた行政機関である。必ず国務大臣が長をつとめている。府とは、一般的に国の行政機関と言った場合、複数の省と1つの府をさす。その府は、内閣総理大臣が長をつとめる内閣府である。

- 詳しい解説 -

省とは、国家行政組織法の中で定められている「国の行政機関」があるが、そこで省は定められている。必ず国務大臣が長をつとめているのが特徴である。総務省や法務省、外務省などが存在する。この呼び名は固定されているわけでなく、「大蔵省」などは、1300年という長い間その名で呼ばれていたが、「財務省」へと引き継がれた。(財務省、金融庁が後継官庁)

一般的に国の行政機関と言った場合、複数の省と1つの府をさす。その府は、内閣総理大臣が長をつとめる内閣府である。内閣府の働きに関しては、内閣府設置法の中で定めれているが、内閣の政策を進めるために、内閣の事務を助けることを目的としているため、幅広い任務があると言える。重要な政策を行う際は、内閣府の中で、内閣府特命担当大臣が任命されることもある。