平均点と偏差値の違い

平均点と偏差値の違い

平均点と偏差値の違い

- 概要 -

平均点とは、複数の点数の総数を割って求める数値である。偏差値とは、全体の中で自分がどのくらいの位置にいるのかがわかる数値である。

- 詳しい解説 -

平均点も偏差値も、学校のテストや入試などの際によく耳にする言葉である。

その場合、平均点とは、複数のテストのそれぞれの点数の総数を、テストの数で割った数値である。例えば、1年に5回テストがあり、60点、70点、70点、80点、90点と点数が推移したとすると、この5回のテストの平均点を求めるには、まず、60+70++70+80+90を求め、総数である370をテストの回数である5で割る。すると、この5回のテストの平均点として74点という数値を出すことができる。この方法で、自信が受けた複数のテストや複数教科の平均点を求めることができる。

ただ、自身の平均点がわかったとしても、自分の状況がわかるだけなので、それでは入試などに勝つことはできない。例えば、試験問題が比較的簡単で、周りも高い点数を取っているという場合もある。そのような場合は、全体の平均点なども合わせて考える必要があるが、そのような様々な統計から導き出さらているものが「偏差値」である。この偏差値によって、自分のレベルが全体のなかでどの位置であるのかを把握することができる。