放電とプラズマの違い

放電とプラズマの違い

放電とプラズマの違い

- 概要 -

放電とは、大気やガスの中の電極間での電圧が限界を超えて、強い光や音が発せられる現象である。プラズマとは、放電現象の一つであるが、大気やガスの中で分子がイオンと電子に別れて運動している状況である。

- 詳しい解説 -

放電とは、大気やガスの中で存在する電極間に発生した、もしくは発生させた電圧が限界を超えた時に、電極間に光や音が発生する現象である。放電には様々な種類があり、中には光が発生しない放電も存在する。一般的には、雷が一番わかりやすい放電の例であるが、積乱雲の中で摩擦により生じた電気から放電が起きる。また、ネオン管も放電を利用している。ネオン管に用いられる放電は、グロー放電と呼ばれる。

プラズマとは、放電現象の一つであるが、大気やガスの中で分子がイオンと電子に別れて運動している状況である。プラズマテレビなどが有名であるが、これは、ディスプライの内部で、電極を配置しその間に電圧をかけることによって、放電現象の一つである、プラズを発生させることにより映像を映し出す仕組みになっている。