ステープラーとホッチキスの違い

ステープラーとホッチキスの違い

ステープラーとホッチキスの違い

- 概要 -

ステープラーとは、コの字型の針を紙になどに通し、針を折り曲げることによって、複数枚の紙を束ねることができるものである。ホッチキスとは、前述のステープラーのことを指して、日本で一般的に用いられている呼び名である。

- 詳しい解説 -

ステープラーとは、内部にコの字型の針をセットして、複数枚の紙を挟み込んだ状態で、針を打ち込むことによって、紙に針が通った後、針の先が内側に折れ曲がり抜けないようにする。これによって、複数枚の紙を束ねることができ、簡単に複数ページにわたる資料などを作成することができる。紙を重ねた状態で、一つの辺だけをステープラーで止めれば、簡易的に冊子を作ることも可能である。

日本も文房具用品として、広く流通しているが、ステープラーという呼び名ではなく、「ホッチキス」という呼び名が用いられている。これは、日本に最初に入ってきたステープラーが、「E・H・HOTCHKISS社(E・H・ホッチキス社)」のもので、本体に「HOTCHKISS No・1」と大きく刻印されていた為、ステープラーのことをホッチキスと呼ぶのが広まったのではないかと言われている。現在では、日本放送協会でも、ステープラーではなく、ホッチキスと表現するようになっている。