本意と本心の違い

本意と本心の違い

本意と本心の違い

- 概要 -

本意とは、あることが、自分の意思に沿っていること、自分の意図に沿っていることである。本心とは、自分の本当の気持ちである。

- 詳しい解説 -

本意とは、「本当の気持ち」というような意味で用いられることもあるが、一般的には、あることが自分の意思に沿っていること、自分の意図したことであるという意味で用いられることが多い。日常ではあまり使わない言葉であるが、「不本意」「私の本意ではない」などと、否定する言葉として用いる例の方が多い。

本心とは、自分の本当の気持ちである。本当の心と書くように、見た目や表面的なもので隠されている、本性のことを指して用いる場合もある。また他にも、「本心」の用途はいくつかあり、「本心に返る」などと、良心と同じような意味で用いられたり、「取り乱して本心を失う」など、正気と同じような意味で用いられたり、本来持っていた性質、生まれつきのものを指して用いられる。