充足と満足の違い

充足と満足の違い

充足と満足の違い

- 概要 -

充足とは、足りている、いっぱいであることである。満足とは、ある決められた量が満たされており、全体が満たされていることである。

- 詳しい解説 -

充足とは、上限の概念がなく、その上で足りている、いっぱいであることである。満足とは、ある決められた量が満たされており、全体が満たされていることである。

満足とは、同じように用いられることが多いが、前述でも触れているが、「充」と「満」のそれぞれの用い方から違いがわかる。「充」は、充実、十分、充塞など、決められた量が明確にあるわけではなく、満たされた基準が固定されたものではないことがわかる。対して、「満」は、満タン、満年齢、満点、満席など、決められた量が明確であり、それに対して量が満ちたことで用いられる場合が多い。

ちなみに、「充」は英語だと、十分であることを意味する「sufficient」「満」だと、完全、全部、満ちた、いっぱいなどの意味がある「full」が用いられる。