原因と問題点の違い

原因と問題点の違い

原因と問題点の違い

- 概要 -

原因とは、ある出来事、つまり結果につながった理由や根本となったもの、きっかけなどのことである。問題点とは、ある出来事や物、考えの中で、完全では無い部分、問題となる部分のことである。

- 詳しい解説 -

原因とは、ある出来事、つまり形があるなしに関わらず、なんらかの結果としてあるものの、その結果が現れるに当たって影響を及ぼしたこと、また、その結果につながった理由や根本となったこと、きっかけなどのことである。原因の「因」という字は、根拠とする、起こり(起因)、手がかり、理由などの意味がある。

問題点とは、ある出来事や物、考えの中で、完全では無い部分、修正をした方が良い部分のことである。全体が悪いわけではなく、部分的に改善したい点や、その部分が悪いせいで全体に悪い影響を及ぼしているというような場合、その特定の部分を指して問題点と表現する。これは、何か問題に直面したときに、表面的な部分を改善しても問題が解決しなかったり、考えなしに悪い部分をとりあえず直したとしても問題が改善しないことがある。これは、問題点を見誤ってると言える。問題を解決するためには、まず問題点を明確にし、その問題点の原因などを追求したり原因を取り除く必要がある。