倍数と約数の違い

倍数と約数の違い

倍数と約数の違い

- 概要 -

倍数とは、ある整数に整数をかけてでた整数である。約数とは、ある整数を割り切ることができる整数のことである。

- 詳しい解説 -

倍数とは、ある整数に整数をかけてでた整数である。例えば、3の倍数は、3に整数をかけてでた整数である為、3×1、3×2、3×3、3×4、3×5というように整数をかけていきその答えである、3、6、9、12、15が3の倍数になる。(15以降も、同じように3の倍数は続いていく)二つの整数の共通する倍数を公倍数という。この公倍数の中で、最小の整数を最小公倍数という。

約数とは、ある整数を割り切ることができる整数のことである。例えば、12の約数は、12を割り切ることができる整数である為、12、6、4、3、2、1となる。どのような整数であっても、1とその整数は約数である。(1の場合は1だけが約数)二つの整数の共通する約数を公約数という。この公約数の中で最小のものは前述のように必ず1になる為、最大の整数を最大公約数という。