ボウフラとユスリカの違い

ボウフラとユスリカの違い

ボウフラとユスリカの違い

- 概要 -

ボウフラとは、蚊の幼虫であり水中で生息する。ユスリカとは、ハエ目糸角亜目ユスリカ科の蚊に似た昆虫の総称である。

- 詳しい解説 -

ボウフラとは、ハエ目糸角亜目カ科である蚊の幼虫である。棒のように細長い体を振るように泳ぐことから「ボウフラ」と呼ばれるようになったとされている。流れのない沼や池によく生息し、汚れた水が流れず溜まっている場所によく生息している。水溜りなどで見ることもあるが、水がなくなると死滅する。普段は水中や水底で生息しているが、定期的に呼吸の為、水面に浮上する。

ユスリカとは、ハエ目糸角亜目ユスリカ科の蚊に似た昆虫の総称である。非常に種類が多く、世界では15,000種、日本でも2,000種ほどのユスリカが存在するとされている。幼虫は、蚊の幼虫であるボウフラと同じく水中に生息するものが多い。釣りの餌や金魚の餌に用いられるアカムシはユスリカの幼虫である。成虫は、蚊と見た目が似ているが、蚊と違い刺すことはない。水辺の近くで蚊柱を作る。