海岸部と臨海部の違い

海岸部と臨海部の違い

海岸部と臨海部の違い

- 概要 -

海岸部とは、陸と海が接する地帯を指して用いられる。臨海部とは、海を臨むことができる地帯のことである。

- 詳しい解説 -

海岸部とは、陸と海が接する地帯を、沿岸部よりも狭い範囲のことを指して用いられる。気象庁が地域に活用する用語としても挙げられており、海岸(地方)という形で定義付けされている。気象庁も海岸という表現がふさわしくない広範囲をさす場合は沿岸という言葉を用いる。海岸部の対比する言葉としては、内陸部という言葉がある。

臨海部とは、海を臨むことができる地帯のことである。漢字からその意味は容易に読み取ることができるが、前述の気象庁が地域に活用する用語の中には含まれていない。そのため、ニュースなどでこの言葉が読まれたとしても明確な定義が存在するわけではなく、海を臨める、つまり、海に近い地域について述べていることになる。ただ、交通機関の名称で用いられたり、一般的によく用いられる用語である。