連携と連動の違い

連携と連動の違い

連携と連動の違い

- 概要 -

連携とは、連絡を密に取り合い、ある目的を果たすために物事を進めることである。連動とは、複数のものがお互いに影響を与え合い、連なって動いている様子である。

- 詳しい解説 -

連携とは、連絡を密に取り合い、ある目的を果たすために物事をするめることである。「連携」の「携」という時は、手偏が用いられていることからもわかるように人が関係しており、人の手をひくとか、手を取り合うという意味があるため、この「連携」という語を用いる場合は、実際に複数の人が関わって物事を進めている場合が多い。

連動とは、複数のものがお互いに影響を与え合い、連なって動いている様子である。例えば、歯車が二つあり、片方の歯車を動かすと、もう片方の歯車も一緒に動くといような場合に「二つの歯車は連動している」ということができる。前述の「連携」が人が関係している際に用いられるのとは違い、「連動」は人が関係していない機械的なものに対して用いられることが多い。