外来植物と帰化植物の違い

外来植物と帰化植物の違い

外来植物と帰化植物の違い

- 概要 -

外来植物とは、外国から入ってきた植物の総称である。帰化植物とは、外国から入ってきたのち、野生化し自然に生息する様になった植物のことである。

- 詳しい解説 -

外来植物とは、外国から入ってきた植物の総称である。日本の場合だと、もともと日本に生息していた植物ではなく、国外から意図的にか意図せずにかに関わりなく日本へ入ってきた植物すべてを外来植物と言うことができる。その中には、日本で形成されていた生態系を壊してしまったり影響を与えてしまうものもある、そのような外来植物を侵略的外来種などと呼ぶ。

帰化植物とは、前述の外来植物、つまり、外国から入ってきた植物の中で、自然と日本の環境に適応し、野生化した植物のことである。例えば、今日本で見られるタンポポのほとんどはセイヨウタンポポという帰化植物である。帰化植物の種類や数は多く、外来植物と帰化植物という語が同じような意味で用いられることも多い。