ガソリンとホワイトガソリンの違い

ガソリンとホワイトガソリンの違い

ガソリンとホワイトガソリンの違い

- 概要 -

ガソリンとは、一般的に車などのエンジンの燃料で用いられる燃料である。ホワイトガソリンとは、登山用のストーブなどで用いられる。

- 詳しい解説 -

ガソリンとは、一般的に車などのエンジンの燃料として用いられる燃料である。エンジンはガソリンに着火させ、その際生じる燃焼(爆発)の力を使い動力を生み出しているが、燃焼の爆発力を最大限引き上げる為、また、エンジンの構造上、着火の前に燃料を圧縮する工程がある。物質は圧縮されると温度が上がる性質がある為、着火前の圧縮の段階で温度が上がり自己着火してしまう場合がある。そうなると燃焼(爆発)のタイミングがずれ、エンジンの力を最大限引き出せない。その為、燃焼のしやすさ、この場合だと自己着火しやすさを調整している。これをオクタン価と言う。

ホワイトガソリンとは、前述のオクタン価の調整の為の燃料以外の物質が少なく(もしくはなく)、純度の高いガソリンと言える。登山用のストーブやランタンなどの燃料に用いられる。ちなみに、自動車用のガソリンには事故防止の為、ピンク色の着色がされている。それと対比させて、ホワイトガソリンや白ガスという呼び方がされる。