頑張ると励むの違い

頑張ると励むの違い

頑張ると励むの違い

- 概要 -

頑張るとは、耐え、努力し、物事に取り組むことである。励むとは、気持ちを奮いたたせ、物事を行うことである。

- 詳しい解説 -

頑張るとは、耐え、努力し、物事に取り組むことである。物事を行う際の感情的な部分ではなく、実際に行う行動や結果に対して焦点が当たっている場合が多い。「頑張る」の「頑」という字は、「頑固」などにも用いられる字であり、かたくなという意味や、何かをやり通すという意味がある。その為、自分の意思を貫き通したり、何かをやり通す、やり遂げるなどの様子を表現している言葉である。
励むとは、気持ちを奮いたたせ、物事を行うことである。前述の頑張ると同じ様に用いられることもあるが、頑張るよりも、何か物事を行う前に、自分を奮いたたせる様子を表現しており、結果よりも物事を行うにあたっての感情的な部分に焦点を当てた表現である。また、頑張るの意味であった、耐えるというニュアンスはあまりなく、何かを忍耐して、耐え抜いて努力しなければならないという場合はあまり用いられない。