手榴弾とダイナマイトの違い

手榴弾とダイナマイトの違い

手榴弾とダイナマイトの違い

- 概要 -

手榴弾とは、手で投げて用いるように作られた小型の爆弾である。ダイナマイトとは、ニトログリセリンを用いた爆破薬である。

- 詳しい解説 -

手榴弾とは、手で投げて用いるように作られた小型の爆弾である。手投げ弾などと呼ばれることもある。古くから用いられている武器の一つであり、大きな爆発力があるわけではないが、使い勝手の良い武器であり、特に歩兵などの地上部隊は現在でも広く用いられている武器である。ちなみに、手榴弾は構造上、水中でも爆発が可能である。

ダイナマイトとは、ニトログリセリンを用いた爆破薬である。ノーベル賞で有名な、ノーベルが1866年に最初のダイナマイトを完成させた。それまでニトログリセリンは、少しの刺激でも爆発を起こしてしまう為、取り扱いが大変難しい爆薬で、ニトログリセリンを実用するのは困難であった。しかし、ノーベルはこのニトログリセリンを珪藻土に染み込ませ、ニトログリセリンを安定させることに成功した。現代では、ニトログリセリンと組み合わせるものは変化しているものの基本的な考え方は変わっていない。