箇所と部位の違い

箇所と部位の違い

箇所と部位の違い

- 概要 -

箇所とは、特定の場所や部分を指した言葉である。部位とは、全体の中で、特定の一部分を指して用いられる言葉である。

- 詳しい解説 -

箇所とは、特定の場所や部分を指した言葉である。そのような特定の場所を数える単位としても「一箇所」「二箇所」と用いられる。箇所の「箇」という字は、「箇条書き」のように、一つ一つ物事を示すことを指している。また、ものを数える時の単位として「一つ」「二つ」の「つ」と同じように用いられる。つまり、箇所とは、そのように、一つ一つ特定の部分を際立てさせて注目させる言葉であることがわかる。その為、「問題の箇所はどこですか?」というように用いられる。

部位とは、全体の中で、特定の部分を指して用いられる言葉である。動物の体の中で、特定の場所を指す際などによく用いられる。前述の箇所と似ているが、箇所が個数の判別や分離した部分という状況に焦点を合わせているのに対し、この部位という言葉の方が、その特定の場所自体に焦点を合わせている。