アゼルバイジャンの国旗の意味由来

アゼルバイジャンの国旗の意味・由来
どことなくトルコをイメージさせる国旗だが、それもそのはず中央に描かれている星と三日月は全く同じ由来だからだ。実はこのマーク、トルコも含むこの地域一帯を支配したオスマン帝国の象徴であり、帝国を率いたオスマンベイの夢に由来するなんていう説もあるくらい、彼らの民族に大事にされている。国旗の3本ラインの意味は、まず最上段の青がトルコ系民族の遺産を象徴、真ん中の赤は近代国家を目指していくという意味が込められている。古きを大事にしつつ進歩していきたいというわけだ。緑は他の国旗でもおなじみだがイスラム教のイメージカラーだ。つまり、世俗とイスラムの融合した調和社会をイメージしているとも言えるかな。ソビエト連邦からの独立の際に復活した、民族の熱い想いが詰まった国旗ってわけだ。