スリランカの国旗の意味由来

スリランカの国旗の意味・由来
見た目のインパクトは強いが、詳細は印象に残りにくいのがこのスリランカの国旗だ。色遣いにやや疑問を感じるし、シンボルも何だか古代の壁画にでも描かれていそうものだが、あんまりケチをつけるとスリランカ人に怒られるな。そんなこの国旗には、少数派への気遣いがにじみ出ているのは知っているか?元々はメインのシンハラ部族の象徴である金のライオンがスリランカ伝統の剣を握っているだけだったんだが、15%を占めるタミル人を無視したらいけないってことで、オレンジのストライプを足したんだな。でもそうなると10%くらいいるムーア人も無視できないってことで、緑のストライプも足されたわけだ。でもそうなると今度は宗教的なバランスが崩れるってわけで、最大派閥仏教徒のために菩薩樹の葉っぱがプラスされたんだな。何だか気ぃ遣いぃな国民なんだな。