マリの国旗の意味由来

マリの国旗の意味・由来
タテに3分割された配置のデザインは、よく見る形じゃないかな。マリは、かつてフランスの植民地だったことから、このデザインを配置にしたんだよ。1959年に、マリ連邦という国として制定した旗は、現在の国旗の黄色の場所に、「カナガ」と呼ばれる黒人を表す像が描かれていたんだ。でも、1961年に、偶像崇拝(形のあるものを崇めること)を禁じているイスラム教徒が反対して、「カナガ」のみを取り除いたんだ。そして、今の旗になったんだよ。やっぱり、いろんな宗教の人が住む国では、それぞれの主張を聞くことはとても大事なんだね。ちなみに、緑は農業、黄色は太陽と鉱物資源、赤は勇気と、独立のために流された血を表しているぞ。