南アフリカ共和国の国旗の意味由来

南アフリカ共和国の国旗の意味・由来
ご覧のとおり、とてもカラフルだね。「レインボーフラッグ」と呼ばれるこの旗は、色を6色使っていて、南スーダンの国旗と並んで、世界の国旗の中でいちばん多くの色を使っているんだ。黒人解放組織の「アフリカ民族会議」の旗の色(黒・黄・緑)と、旧宗主国のイギリスとオランダの国旗の色(青・白・赤)を組み合わせているぞ。それぞれの色に意味は特にない、とされているんだけれど、一般的な解釈では、赤は国家のために流された血、青は空と海、緑は大地と農業、黒は黒人、白は白人、黄色は地下資源を表す、とされているよ。いちばん見てほしいのは、「Y字」の形をしたラインさ!旗の左から右へ、緑色のラインをたどってみてごらん。2本あった線が途中で合流して、1本の線になっていくだろう?このデザインには、「南アフリカにあるさまざまな民族と文化が団結して、1つになって共に歩んでいこう」っていう理想が表現されているんだ。