アンドラの国旗の意味由来

豪華な紋章が気になるね。この紋章は国章で、アンドラの場所と、独立までに主権をもっていた国や地域を表しているぞ。アンドラはフランスとスペインの国境に位置する、ピレネー山脈の南斜面にあるんだ。1993年に独立するまで、スペインの小都市・ウルヘルの司教と、フランスが共同して主権をもっていたんだよ。だから、紋章の左上はウルヘルの司教を示す「司教冠と錫杖（しゃくじょう）」で、右上の黄色地に赤の3本の縞は、フランスのフォワ伯爵家の紋章に由来するんだ。左下は、アンドラに隣接するスペインのカタルーニャ州の紋章、右下の赤い牛は、フランスのベアルン子爵家の紋章で、ベアルン地方を表しているぞ。紋章の下には文字が書いてあるんだ、見つけられたかな？これは、ラテン語で"Virtvs Vnita Fortior"、「統合された力はより強し」って意味さ。スペインとフランスが共同で主権を持っていた時に国旗が作られたから、旗全体のデザインと青い部分はフランス、赤と黄色はスペイン国旗から取り入れているぞ。黄色は特に、ローマ・カトリックも象徴しているんだ。