イタリアの国旗の意味由来

イタリアの国旗の意味・由来
この国旗、実は、緑を青にするとフランス国旗になるんだ。これは偶然ではなくて、フランスに影響を受けて、イタリア国旗がデザインされたことを示しているぞ。18世紀末に、フランスのナポレオンが北イタリアを征服したときに、トランスパダーナ共和国の市民軍の制服の色(緑と白)に赤い付属品が加わって、そこから軍の旗を作ったんだ。また、隣国のシスパダン共和国は、同じ配色で横縞の、ナポレオンの紋章付きの国旗を使っていたんだ。これらが、イタリア国旗の始まりと言われているぞ。その後、1848年にオーストリアとの戦争で、王章がついた3色の旗を使うようになり、1946年に王制がなくなってからは、王章を取り除いて、今のイタリア共和国の旗になったんだ。ちなみに色の意味は諸説あって、公式な説明はないんだ。緑が美しい国土、白が雪、赤が熱血、という説もあれば、フランス国旗と同じような感じで、緑は自由、白は平等、赤は博愛、という説もあるんだ。君はどっちの意味のほうが好きかな?