オランダの国旗の意味由来

オランダの国旗の意味・由来
3色でデザインされた国旗はたくさんあるけど、その中でもオランダ国旗は、世界最初の3色旗なんだ。1568年から1648年の間に起きていた80年戦争で、指導者であるオラニエ公ウィレム1世が使った旗がもとになっているよ。オラニエ公は、今の王室のオラニエ=ナッサウ家の初代当主さ。当時は、オレンジ、白、青の3色で、この旗を"Prinsenvlag"「プリンスの旗」と呼んでいたんだ。1630年ごろから、オレンジを赤に替えたデザインになったんだよ。オレンジ色は海で見にくいことや、色あせしやすいことなどから、変更になったんだって。1810年に、オランダがフランスに併合されたときは、オランダ国旗がフランス国旗とそっくりだったから、使用を禁止されたんだ。確かに、タテ縞とヨコ縞を変えただけだから、本当にそっくりだよね!1815年に独立してからは、国旗も復活して、現在と同じものが使われているぞ。ちなみに、赤は国民の勇気、白は信仰心、青は祖国への忠誠をあらわしているんだよ。