ドイツの国旗の意味由来

ドイツの国旗の意味・由来
ドイツの国旗は、黒・赤・黄色だと思っている人が多いと思うけれど、実は黄色ではなくて、金色なんだ。1813年に、ナポレオン軍と戦ったプロイセンの学生義勇兵が、赤い肩章と金色のボタンがついた黒いマントを着ていたことから、この色を選んだんだ。なかなかかっこいいマントがもとになっているんだね!また、神聖ローマ帝国が、金色の地に赤い舌を出した黒い双頭のワシの旗を使っていたことからも、黒・赤・金の組み合わせの旗は親しみやすかったのではないか、とも言われているぞ。1959年から1990年の間、ドイツが東西に分裂していた頃は、東ドイツは今の国旗の中央に、麦とハンマーとコンパスをモチーフにしたマークをつけていたよ。これはそれぞれ、農民、労働者、知識人を表すんだ。東西ドイツが統一されてからは、ドイツ全体で今の国旗を使っているんだ。ちなみに、色のそれぞれの意味は、黒が力、赤は血、金は栄光を表しているよ。