ベルギーの国旗の意味由来

ベルギーの国旗の意味・由来
黒・黄色・赤の配色は、ブラバント州の盾の色に由来しているぞ。この盾のデザインは13世紀初めに考えられたもので、黒い大地に赤い舌と爪をもった黄色いライオンが描かれていたんだ。なぜ、ブラバント州の盾の色に由来してるかというと、1789年に起こったブラバント革命が、ブラバント州の人々によるものだったからなんだ。この革命で、オーストリアのハプスブルク家の支配に反乱を起こした結果、ベルギー合衆国ができて、横に3分割された黒・黄色・赤の旗が使われたぞ。その後、すぐにベルギー合衆国は滅んでしまうんだけど、1830年にブラバント革命と同じ帽章(帽子につけるマーク)を使って、オランダからの独立運動が起こって、ベルギーが生まれたんだ。国旗が縦に3分割されたデザインになったのは、独立の象徴であるフランス国旗をもとにしているそうだよ。フランス国旗は、たくさんの国の国旗に影響を及ぼしたんだ。黒は力、黄色は充実、赤は勝利を表しているぞ。