マケドニアの国旗の意味由来

マケドニアの国旗の意味・由来
この旗が表しているモチーフが何か、ピンと来た人もいるんじゃないかな?そう、太陽を表しているぞ。黄色の太陽は、生命や喜び、赤は自由と進歩を求める戦いを示しているんだ。赤と黄色の組み合わせは、昔から使われていた、赤地に金のライオンの紋章に由来しているよ。現在、国旗の太陽から出ている光は8本だけど、1992年、独立当時の旗は、16本の光が描かれていたんだ。このデザインは、「ヴェルギナの太陽」と呼ばれるもので、アレクサンドロス大王の父、ピリッポス2世のお墓の、納骨箱の蓋に彫られていたものだよ。でも、「ヴェルギナの太陽」は、ギリシャ領マケドニア(古代マケドニア)でも使われていたシンボルだから、これを国旗にすることに、ギリシャが抗議したんだって。ギリシャ人の王国だった古代マケドニアのシンボルを、どうしてスラブ人国家のマケドニア共和国が使うんだ!というワケさ。こうして、国旗のデザインが1995年に変更になったんだよ。