マルタの国旗の意味由来

マルタの国旗の意味・由来
白と赤の旗は、16世紀から使われているんだけど、それよりもっと昔にも使われていた、という説があるんだ。1090年、ノルマン人のシチリア伯ロジェール1世が、当時マルタを支配していたアラブ人に勝利したときに、彼を助けたマルタ人にこの旗を授けた、というものだよ。確かな資料はないんだけど、とても古くから使われていた旗であることには、間違いないんだって。白は信仰心、赤は国民の純粋さを表しているぞ。左上に描かれているのは、「聖ジョージ勲章」さ。1942年に、イギリス国王ジョージ6世から贈られたものだよ。この勲章は、第2次世界大戦中に、マルタ国民がナチス軍の攻撃をしのいだことを称えて、贈られたんだ。そして、勲章を国旗に表示してもよい、という許可が出たので、旗に描かれているんだよ。勲章のついた国旗は、マルタの人々の誇りに違いないね!