グアテマラの国旗の意味由来

グアテマラの国旗の意味・由来
青・白・青の配色は、中央アメリカ諸国の国旗で見られるんだけど、ほとんどの国はヨコ縞で、タテ縞になっているのはグアテマラだけなんだよ。この配色は、旧中央アメリカ連邦の国旗に使われていたから、中央アメリカの国々の国旗に多く使われているんだ。青・白・青と並べることで、太平洋とカリブ海に囲まれた国の位置を表しているよ。また、それぞれの色の意味は、青が国の独立、白は平和への願いと純粋さ、なんだ。中央に描かれているのは国章だよ。羊皮紙(ようひし)の巻物は、「1821年9月15日の独立宣言書」という内容が、スペイン語で書かれているぞ。巻物の上にとまっている、尾の長い緑色の鳥は、国鳥の「ケツァル」さ。これは自由のシンボルになっているよ。「ケツァル」は、グアテマラの通貨の名前でもあるんだ。周りを囲んでいるのは月桂樹の葉で、勝利と栄光を表していて、交差するライフル銃とサーベルは、「祖国の自由のためなら戦いをも辞さない」という意思の表れなんだ。