ドミニカ国の国旗の意味由来

ドミニカ国の国旗の意味・由来
国旗をデザインしたのは、多ジャンルで活躍する、芸術家のアルウィン・バリーさんだよ。にぎやかなデザインには、意味がたくさん込められているんだ。まず、真ん中の赤い円は、独立と社会主義、ふちに並ぶ10個の星は、ドミニカ国の10地域を表すよ。同じ大きさの星を並べることで、国民は平等である、という意味が込められているんだ。中央の鳥は、国鳥のミカドボウシインコだよ。飛翔と大志の完遂(かんすい)のシンボルなんだって。背景色の緑は、豊かな森と植生を表すよ。黄色・黒・白の十字は、キリスト教の「三位一体の教え」を表していて、同時に、カリブとアラワクの人々、黒人、白人で国民が構成されていることを示しているんだ。黄色・黒・白にはさらに意味が込められていて、黄色は、主な農産物の柑橘(かんきつ)類とバナナ、太陽の光を、黒は、肥沃な土壌とアフリカの伝統を、白は、滝と川、国民の純粋さを表しているんだって。国旗をデザインしたバリーさんは、白にはヨーロッパ文化の影響、という意味も込めていたんだけど、あとで削除されてしまったそうだよ。