ベリーズの国旗の意味由来

ベリーズの国旗の意味・由来
ベリーズの国旗は、世界で唯一、人が描かれているんだ。葉っぱで囲まれた部分は国章だよ。中央の大きな木は特産物のマホガニーで、国章全体でも、国家の経済を支えている「木材業」をメインに表しているのさ。盾の中には、木を切る道具(斧やノコギリなど)と帆船が描かれていて、両側の2人も、斧と櫂(かい)を持っているよ。これらは木材業と造船業の重要性を示しているんだ。2人の人物は、原住民とメスティーソ(白人と原住民の混血)だよ。国章の下部には、ラテン語で"Sub Umbra Floreo"「木陰で花開く(栄える)」という標語リボンが描かれているんだ。国章を囲んでいるのは50枚の月桂樹の葉で、50という数字は、英国からの独立運動が1950年に始まったことを示しているんだって。背景の青は、隣国との友情とカリブ海、赤は国土と独立を死守する決意を表しているよ。かつて、国章をつけた青旗は人民統一党の旗だったから、そこに連合民主党を表す赤を加えて、2大政党に配慮する形にしたんだ。国旗をデザインしたのは、2人の役人さんなんだって。