メキシコの国旗の意味由来

メキシコの国旗の意味・由来
緑は独立と希望、白はキリスト教カトリック、赤は民族の統一を表しているよ。この3色は、メキシコが300年にわたるスペインの支配から独立するときに掲げた、「3つの保証」(イグアラ綱領)を示すとも言われているよ。「3つの保証」が何か気になる人は、ぜひ調べてみてくれよな。中央の紋章は国章だよ。そのときどきの政権によって、頻繁に変更されてきたんだ。現在の国章は、蛇をくわえたワシが、湖の中の岩山に生えた、ノパルサボテンに立っている姿が中心に描かれているぞ。アステカ時代の1325年、ワシが止まったところに首都テノチティトラン(現メキシコシティ)を建設した、という伝説によるものなんだ。古代メキシコでは、ワシは「太陽の力」、蛇は「地の力」を表すとされていて、この国章の図柄は、「2つの活力の融合」を示すものとされているんだ。今では、ワシはメキシコの国鳥とされているぞ。国章の下側には、国旗の3色と同じ色のリボンで結ばれた、月桂樹とオークの枝が描かれているよ。月桂樹は勝利、オークは力を表しているんだ。