エクアドルの国旗の意味由来

エクアドルの国旗の意味・由来
エクアドルは、かつて隣のベネズエラ、コロンビアとともに、連邦共和国を形成していたんだ。その名残で、3か国の国旗の配色(黄・青・赤)は同じなんだよ。黄色は国の富、太陽、小麦畑、青は空、海、アマゾン川、赤は独立戦争で流された血を表しているんだ。中央の紋章は、国章だよ。権力の象徴であるアンデス・コンドルが、楕円形の盾をつかんでいる構図になっているんだ。盾の中の空には、自由を表す太陽と、4つの星座が浮かんでいるぞ。この星座は、1845年革命の4か月間(3月から7月)を示していて、牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座のモチーフなんだ。空の下には、南米最高峰で万年雪のチンボラソ火山、緑の岸辺と、蒸気船が浮かぶアマゾン川が描かれているよ。これらの風景で、地域の美しさと富貴を表現しているんだ。盾のまわりには、4本の国旗と、月桂樹、ヤシが描かれているよ。月桂樹は栄光と共和国を、ヤシは平和を表しているんだ。また、盾の下には、「ファスケス」と呼ばれる、斧の周りに木の束を結びつけたものがあって、これは共和制のシンボルなんだって。