パラグアイの国旗の意味由来

パラグアイの国旗の意味・由来
パラグアイの国旗は、1830年に、ホセ・ロドリゲス最高司令官によって、フランス国旗の赤・白・青を採用してデザインされたんだ。赤は正義、勇気、愛国心、平等、白は平和、統一、純粋さ、青は自由と秩序を表すよ。その後、1842年に中央に紋章がつけられたんだ。実はこの紋章の部分、表と裏でまったくデザインが違うんだ!だから、パラグアイの国旗は世界で唯一、表と裏のデザインが異なる国旗なんだよ。表には国章、裏には国庫証印が描かれているぞ。国章は、独立を記念したものなんだ。5月15日の独立日にちなんだ、独立を象徴する「5月の星」を、勝利と平和を表すヤシの葉とオリーブの葉で囲んだデザインだよ。さらに、その周りには国名が書かれているんだ。国庫証印は、自由を表す赤い帽子と、それを守るライオン、その上にはスペイン語で"Paz Y Justicia"「平和と正義」という文字を入れているぞ。スペイン語を使っているのは、この国がかつてスペインの支配下にあって、公用語が現在もスペイン語だからなんだ。