トンガの国旗の意味由来

トンガの国旗の意味・由来
トンガ国旗は、1866年に、国王ジョージ・トゥポウ1世が採択して決められたんだ。デザインしたのは、皇太子のウエリンガトニ・ング・トゥポウマロヒと、牧師であり、王国の顧問をつとめ、首相にもなったシャーリー・ベイカーだよ。1875年に正式に国旗が定められたときに、「国旗のデザインは決して変更しないこと」が法律で決められたんだ。だから、その後トンガでは、イギリスの支配を受けて独立する、という出来事があったんだけど、国旗はずっと変わらないままなんだよ。赤はキリストが流した聖なる血、白は平和と偏りのない心、赤い十字はキリスト教国であることを表しているんだ。オセアニアの地域にある国の国旗には、南半球に国があることを示す「南十字星」がつけられることが多いんだけど、トンガでは普通の十字がつけられていて、オセアニアの中では珍しい国旗なのさ。