岩塩と天日塩の違い

岩塩と天日塩の違い

- 概要 -

岩塩とは、結晶として産出される天然の塩の事である。天日塩とは、海水等を天日に干して水分を蒸発させ、更に乾燥させて作られた塩の事である。

- 詳しい解説 -

岩塩とは、結晶(鉱物)として産出される天然の塩の事である。天日塩とは違い、元から固型の塊で、長い時間をかけてつくられた海水の化石。白っぽいものや無色のものが多いが、不純物を含んでいる場合は赤っぽいものや黒っぽい色になる事もある。日本では岩塩は産出されない。「日本産」として販売されているものは、輸入した岩塩を日本で加工しているものである。味は塩味が強いが、口当たりはまろやかで独特の風味もあり、肉類を食べる時に少しだけつけて食べるとうまい。

天日塩とは、海水等を天日に干して水分を蒸発させ結晶化し、更に乾燥させて作られた塩の事である。そこから更に火をつかって水分を飛ばしている物が多い。岩塩とは違い、若干純粋な国産のものも存在するが、大半は原料を外国から輸入し、日本で加工したものである。「○○の塩」という名前で販売されていても、実は外国輸入であるものが多いという事実はあまり知られていないが、公式HP等にはきちんと記載されている。
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