元本と元利の違い

元本と元利の違い

- 概要 -

元本とは、貸し借りしたり、預けておいたりして、利益を生み出す元となるお金(投資した金額)の事で、元利とは、元金(借りた金額)と利子の事である。

- 詳しい解説 -

元本(がんぽん)とは、貸し借りしたり、預けておいたりして、利益や利子を生み出す元となるお金等(投資した金額等)の事である(お金だけを指す場合は「元金」と呼ぶ)。「元利」とは違い、利息分は含まない。預貯金といったお金だけでなく、土地や株券、債券等も含まれる。投資した金額より返って来る金額が低くなってしまう事を「元本割れ」と言い、これを心配して損する可能性があるならばと投資しない人は多い。割れを起こさず元本未満にはしない事を保証するのは「元本保証」で、ノーリスクとされるが、当然リターンは少ない。

元利(がんり)とは、元金(借りた金額)と利子の事、もしくは元本に利息を足した金額の事である。正確に言うと「元利金」である。住宅ローンの返済では、返済額が常に一定である「元利均等返済」と、返済が進むにつれて返済額が少なくて済む「元金均等返済」がある。

※利子と利息・・・どちらも同じ意味で使われる事が多いが、厳密に言うと、利子=お金を借りた際に追加で支払わなければならないお金の事で、利息=お金を貸した時に余分に返ってきて受け取るお金の事である。
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