厳格と厳密の違い

厳格と厳密の違い

- 概要 -

厳格とは、義務や規律を重んじ、不正や怠惰等はどの様な事情があろうとも少しも許す事は無い様な、とても厳しい事で、厳密とは、細かい所まで厳しく注意を払って手落ちの無い様に行う様の事である。

- 詳しい解説 -

厳格とは、義務や規律を重んじ、不正や怠惰等はどの様な事情があろうとも少しも許す事は無いとても厳しい事である。これが人の性質である場合、とても立派な事で正しくもあるが、融通がききにくく、締め付けが強すぎると「頑固」「言っても全く聞かないから言う必要も無い」と見なされる場合がある。だが、審査等を行う場合であればそれだけ信用出来る。「厳格な家庭で育てられた」「厳格に審査する」といった使い方をする。

厳密とは、細かい所まで厳しく注意を払って手落ちの無い様に行う様の事である。「厳格」とは違い、人の性質等を表すのには用いず、行為や表現に対して用いられる。例えば「厳密な調査をする」「厳密に言えば、少し意味が違う」「厳密な審査」「厳密に区別していく」といった使い方をする。
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