減少と低下の違い

減少と低下の違い

- 概要 -

減少とは、減って(減らして)少なくなる事で、低下とは、位置が低くなる事や程度が低く(悪く)なる事である。

- 詳しい解説 -

減少とは、減って(減らして)少なくなる事である。数や数値に対して用いられる。反対語は「増加」。幅の広さが減る事には使用するが、高さが減る(低くなる)事に対しては使わない。「この先幅員減少」「人口がどんどん減少している」「この病気による死者は減少している」といった使い方をする。良い事に対しても悪い事に対しても用いられる。

低下とは、位置が低くなる事や程度が低く(悪く)なる事である。位置が低くなる事の意味として考えた場合の反対語は「上昇」で、程度が低くなる事の意味として考えた場合の反対語は「向上」となる。「ここ最近まったく雨が降らない日が続いた為、川の水位が低下した」「年々学生の学力が低下している」「コストカットを続けた結果、品質が低下してしまい、売上まで減少してしまった」といった使い方をする。
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