公益性と公共性の違い

公益性と公共性の違い

- 概要 -

公益性とは、広く求められている訳では無いが、必要としている人がいるもので、自身の利益の為ではなく他人の為に提供する事が出来る性質を持つものの事である。公共性とは、一般社会に広く利益をもたらす事が出来る性質のことだが、公益性とは違って、良い事も悪い事も含まれる。

- 詳しい解説 -

公益性とは、広く求められている訳では無いが、必要としている人がいるもので、自身の利益の為ではなく他人の為に提供する事が出来る性質をもつものの事である。公共性同様、開かれたもので、どうすればその益を得る事が出来るのか明確でなければならない。しかし公共性に比べると、やはり特定の社会の者のみが利益となる様な物が多い印象があり、利益を得る機会や利用する機会がある者が条件的に限定的で狭い。

公共性とは、一般社会に広く利益をもたらす事が出来る性質のことだが、公益性とは違って、良い事も悪い事も含まれる。誰もがアクセスや利用が可能であり、広くその事を告知されている必要がある。公益性よりも、より利用者の範囲や用途が広いイメージである。一つの場所を作り、それが不特定多数の人の利益になる、役に立つ、誰でもアクセス可能なら、それは「公共性が高い」という事になる。逆に限られた用途でアクセスできる人も一部に限られるのなら、それは「公共性が低い」という事になる。

公共事業等で、皆で利用する橋を作る事は、皆がそこを渡る事が出来、仕事が増え、雇用も増えるといった皆の利益になるが、補修が必要な場合は皆の税金から維持費や修理費が払われるといった悪い点(デメリット)も皆で共有する事になる。
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