国会と帝国議会の違い

国会と帝国議会の違い

- 概要 -

国会とは、日本国憲法下の議会の事で、衆議院と参議院の2院で構成されている。帝国議会とは、大日本帝国憲法下の議会の事で、貴族院と衆議院の2院で構成されている。

- 詳しい解説 -

国会とは、日本国憲法下の議会の事で、衆議院と参議院の2院で構成されている。国権の最高機関にして、唯一の立法機関である。「帝国議会」とは違い、議員を選ぶための選挙では、身分や男女関係なく立候補する事が出来る。参議院は、衆議院の審議に問題があればそれを補正し、行き過ぎる事を抑制する役目にあたる。

帝国議会とは、大日本帝国憲法下の議会の事で、貴族院と衆議院の2院で構成されている。1890年に開設され、日本国憲法が実施されてからは国会がこれにかわっている。貴族院の議員は選挙で選ぶのではなく、皇族や華族議員と勅撰議員、多額納税者等で構成されており、身分や資産が重要となっている。衆議院の議員は、25歳以上の男子のみが公選によって選ばれていた。貴族院も国会の参議院同様、衆議院で可決された物を補正する様な立場であったが、参議院以上に衆議院の法案の通過を妨げた(通過しなかった)とされている。
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