至極とすごくの違い

至極とすごくの違い

- 概要 -

至極とは、「この上のない最上の、きわめて」という意味のほか、「きわめてもっともなこと」や「道理にかなった当然のこと」という意味がある。すごくとは、程度が甚だしく、ふつうではないという意味がある。

- 詳しい解説 -

至極とは、「この上のない最上の、きわめて」という意味のほか、「きわめてもっともなこと」や「道理にかなった当然のこと」という意味がある。前述の意味だと、「恐縮至極です」「至極便利だ」といった使い方をし、後述の意味だと「至極当然の結果である」「至極まっとうな考え方だと思う」といった使い方をする。「すごく」とは違って、程度を表す上で「最上(頂点)の度合」に限定されている。

すごくとは、程度が甚だしく、ふつうではないという意味がある。褒め言葉として用いる場合と、蔑んだり呆れたりする際にも用いられる。例えば「Aさんが作る御飯はすごく美味しい」「私の作る御飯はすごく不味い」という様に、上下どちらの場合にでも用い、しかもただ良い、悪い、というだけではない場合に用いてその程度を強調する。ただ、あくまで程度が甚だしいという意味で、至極の様に最上を意味する訳ではない為、程度としては至極より低くなる表現である。
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