習得と体得の違い

習得と体得の違い

- 概要 -

習得とは、習う事によって学問や技術等を覚え、身に付ける事である。体得とは、体験を通して技術や知識を自分のものとして身に付ける事である。

- 詳しい解説 -

習得とは、習う事によって学問や技術等を覚え、身に付ける事である。人から習って覚える事や、習いながら実際に手足を動かしてみて経験で身に付ける事も指す。後者の場合は難しいコツのある事ではなく、実務や運転等、手足を動かす事より頭を使う事がメインのものである場合が多い。学問等で知識を身に付け、それを決まったパターン以外にも応用出来たり、どういった時にその知識が生かせるか理解出来て、初めて習得したと言える。

体得とは、体験を通して技術や知識を自分のものとして身に付ける事である。ただ物事を覚えていたり知っているというだけでなく、経験から身に付いている為、ただ覚えていたりやり方を知っているだけといった付け焼き刃的なものではなく、きちんと理解して実践する事が出来る技術の事。主に身体を使う技術や武術、スポーツ等に対して用いられる。口で説明しても分かりにくい技術やコツ等は、実際に経験を積む事でしか自分の物にする事は出来ない場合が多い。
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