卒乳と離乳の違い

卒乳と離乳の違い

- 概要 -

卒乳とは、子供の方から自然と母乳やミルクを求めなくなり、完全に飲まなくなる事で、離乳とは母乳やミルクの量を徐々に減らすと同時に、ほぼ液体状の食べ物から徐々に柔らかい固型の食べ物に慣れさせていく事である。

- 詳しい解説 -

卒乳とは、子供の方から自然と母乳やミルクを求めなくなり、完全に飲まなくなる事である。子供の離乳食の進みが良く、栄養的に母乳やミルクが必要無いと親が判断し、強制的に授乳をやめる「断乳」と区別される。時期は子供によって様々で、保健師からは「母乳は心の栄養だから、子供が満足するまで授乳を続けなさい」と指導され、歯科医には「虫歯リスクや歯並びの心配があるから、そろそろやめなさい」と指導されたりする。

離乳とは母乳やミルクの量を徐々に減らすと同時に、ほぼ液体状の食べ物から徐々に柔らかい固型の食べ物に慣れさせていく事である。「卒乳」とは違い、母乳やミルクも継続して飲んでいる状態である。咀嚼能力や胃腸の発達がまだまだな乳幼児に合わせて特別に作られた薄味かつ食材をすりつぶしたり細かく刻んだ消化の良い食事を離乳食と呼び、生後5〜6ヶ月から与え始め、1歳半から2歳頃にはほぼ大人と同じ物を食べられる様に(きちんと消化出来る様に)なる。初めての食材は、アレルギー等の心配がある為、少量ずつ与えるのが良い。
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