当時と当初の違い

当時と当初の違い

- 概要 -

当時とは、「過去のその時」の事である。一方当初とは、「物事の起こった最初の時点(頃)」の事で、副詞的に使われる事もある。

- 詳しい解説 -

当時とは、「過去のその時」「ある時期」の事で、その頃と言い換えて使われる事もある、過去を振り返る言葉である。「当初」とは違い、今からみるとそれなりに過ぎ去った時間や過去の事を表す際に用いる。例えば「その当時、私はまだ子供だった」「今は古い物の扱いだけれど、当時はこれが最先端だったんだ」といった使い方をする。

一方当初とは、「物事の起こった最初の時点(頃)」の事で、副詞的に使われる事もある。例えば「当初の予定とかなり違う」「会社を設立した当初は、従業員はたったの5人だった」「年度当初」「当初金利」「発売当初から売り切れ店が続出しており、今も増産に追われている」といった使い方をする。物事の初めの方を振り返る際に用いる為、特別昔でも最近の事でもどちらの場合でも事のはじまりの頃の事であればどちらの場合でも使う。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。