渡米と訪米の違い

渡米と訪米の違い

- 概要 -

渡米とは、海をわたってアメリカへ行く事で、観光や移住目的で行く時に用いる言い方である。一方訪米とは、アメリカを訪ねるという意味で、必ず「帰る」事が前提の言い方になる。外交目的で行く時に用いる事が多い。

- 詳しい解説 -

渡米とは、海をわたってアメリカへ行く事で、観光や移住目的で行く時に用いる言い方である。陸伝いに行く場合は違う。「渡る」という「行き」の事のみを指し、帰りがあるのかどうかは分からない表現である。その為、後々帰国予定であっても、そうでなくても用いられる。通常は留学や長期旅行(観光)、移住、社用でアメリカに行く場合のみに使い、外交の場合は用いない。

一方訪米とは、アメリカを訪ねるという意味で、必ず「帰る」事が前提の言い方になる。「渡米」はアメリカという「国」に行く事を目的としているが、訪米はアメリカという「政府」との会談等を目的としている。滞在期間はその目的によって様々ではあるが、いずれ必ず帰国する。外交目的でアメリカに行く時に用いる事が多く、「渡米」の様にプライベートや会社の仕事で行く場合は用いない。また、海を渡って行こうが、陸続きで行こうが外交目的でアメリカを訪れるなら全て「訪米」となる。
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