病状と病態の違い

病状と病態の違い

- 概要 -

病状とは、病気の容態や症状を合わせた様な意味で、病気の様子をまとめて表現したものである。病態とは、病気にかかっている様子や病気の具合の事で、文章語の為、あまり会話で用いる事は無い。

- 詳しい解説 -

病状とは、病気の容態や症状を合わせた様な意味で、病気の様子・病人の状態をまとめて表現したものである。吐き気や頭痛、発熱、下痢、痛み等、病気によって引き起こされる様々な症状の事や、病気の進行具合や重さ等を表す。※「症状」は病気以外の怪我やアレルギー等が原因で起きる各種状態の事。病気の場合に使えば病状と同じ意味か、病気が原因とは言い切れないものとして用いられる。

病態とは、病気にかかっている様子や病気の具合の事で、文章語の為、あまり会話で用いる事は無い。「病状」が具体的に起きている各種症状や病気の具合の事を指すのに対し、病態は病気の進行具合や重さ等を指すのに用いられる。しかし厳密に区別されておらず、病状と同じ意味として用いられる事もある。そのほか、病気になった時、身体状態はどのような状態で、それを引き起こす原因は何なのかという事を「病態生理」と呼び、それを解き明かす事を「病態生理学」と呼ぶ。
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