印税とロイヤリティの違い

印税とロイヤリティの違い

- 概要 -

印税は小説や音楽などの主に著作権の使用料として権利者に対して支払われるお金のことで、ロイヤリティは場合により印税も含まれるが特許権や商標権などの使用料のこと。

- 詳しい解説 -

ロイヤリティ(royalty ロイヤルティともいう)は特許権や商標権などの権利を他人が使用する場合に使用者に対して支払う使用料をいう。

一方印税は書籍や音楽の作曲者などの作者に対して出版社が支払う金銭のことを言う。印税はその作家の人気(売れ行き)や発行部数、商品の価格などに応じて変化するものであるが、一般的には10%程度と言われている。「税」とつくが国や地方自治体が徴収する税ではない。

基本的にはロイヤリティは上記のような工業所有権に対して支払うもの、印税は著作権において支払うものであったが、近年では著作権や上演料などに対するものもロイヤリティと呼ぶようになってきた。そのため、ロイヤリティは権利を持つものに対して、権利を使用する際に支払う対価の総称であり、印税はその一分野であるといえる。よりわかりやすく言えば、ライセンス使用料である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。