カードローンとサラ金の違い

カードローンとサラ金の違い

- 概要 -

カードローンはクレジットカードを使ってATMで行う金銭の貸し付けのことで、サラ金とは消費者金融の俗語で個人への金銭の貸し付けを行う業者のことを言う。

- 詳しい解説 -

カードローンもサラ金も個人向けの資金の融資であるが、その形式や根拠が異なる。

カードローンは、クレジットカード会社または銀行が発行したカードを根拠として、無担保により資金の融資を行うものをいう。無担保ではあるが、融資の範囲は個人個人で異なっており、通常、カードを作った当初にその限度額が決まる。その後のカード利用の様子や返済の状況などから限度額が変更となる。クレジットカード会社ではそのカードを用いてATMで資金を引き出す形式でカードローンサービスを行っており、一般的な名称ではキャッシングサービスといわれるものである。

サラ金とは消費者金融の業者またはそういった形態の融資のことだが、無担保で会社勤めのサラリーマンでも融資を受けることができることから、以前はサラリーマン金融と呼ばれその略称としてサラ金と呼ばれることとなっている。

カードローンがクレジット会社とのカード契約を根拠としているのに対して、サラ金ではこのような根拠ではなく、融資のたびに会社と契約をすることとなる。以前は消費者金融の貸金業者が不当な高利回りで貸し付けを行ったり、取り立てが非人道的であることがあったり、また無担保であることから安易に自分の限度を超えた融資を受ける者が増え、その結果借金苦で自殺に追い込まれるなど、個人向けの融資が社会問題化した。これを解決するために法整備が行われているが、違法な貸金業者も後を絶たない。いわゆる闇金融である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。