改修と補修の違い

改修と補修の違い

- 概要 -

改修とは改め直すことや悪い部分を直すことをいい、補修とは痛んだところを補い繕うことをいう。前者は機能改善を含み、後者は原型復旧的な意味が強い。

- 詳しい解説 -

改修とは道路や建物などの比較的大きな構造物に対して改め直すことや悪い部分を直すことをいい、補修とは痛んだところを補い繕うこと、修理することをいう。

改修は機能改善やグレードアップの意味合いが含まれるのに対し、補修は補うことに主眼が置かれ原型復旧の意味合いが強い。

例えば、道路改修工事といえばその道路の悪かった部分を改め直す工事を指しており、運転者や歩行者からの見え方やカーブのきつさなどを直すことで、通行の安全と利便性を向上させ、道路機能の改善を行う工事である。一方、道路補修工事といえば、路盤の穴ぼこやセンターラインの消失など日頃の使用により痛んだところを補う工事であることが多い。この場合、道路が本来持っているべき機能が痛みにより失われているため、それを工事によって取り戻すことが目的とされている。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。